出雲市の賃貸|株式会社たくみ > 株式会社たくみのスタッフブログ記事一覧 > オフィスのレイアウトにおける基準寸法とは?目安とメリットも解説!

オフィスのレイアウトにおける基準寸法とは?目安とメリットも解説!

≪ 前へ|オフィスの契約前に知りたい建築基準法とは?注意点とリスクも解説   記事一覧   賃貸物件の設備が破損!初期設備の概要と借主側の対応・注意点を解説|次へ ≫

オフィスのレイアウトにおける基準寸法とは?目安とメリットも解説!

オフィスのレイアウトにおける基準寸法とは?目安とメリットも解説!

オフィスを借りるときのポイントのひとつに、入居後のレイアウトにおける基準寸法が挙げられます。
基準寸法の概要や目安などを押さえていないと、適切なレイアウトにならないおそれがあるため注意が必要です。
そこで今回は、オフィスのレイアウトにおける基準寸法とは何かにくわえ、目安とメリットも解説します。

基準寸法とは?オフィスのレイアウトにおける基本

基準寸法とは?オフィスのレイアウトにおける基本

基準寸法とは何かについて、押さえたい基本は、以下のとおりです。

基準寸法の概要

基準寸法とは、オフィス内のデスクや通路などのスペースに関する基準です。
オフィスを借りたあと、室内のレイアウトをどのように決めるかは、入居者が自由に決めてよいように思えるかもしれません。
しかし、実際には基準寸法が定められています。
この基準寸法は、オフィス作りに関連する3つの法律「建築基準法」「労働安全衛生法」「消防法」に基づいています。
これらの法律は、室内にいる人々の安全や健康を守るために、一定の制限を課しているでしょう。
制限なしにレイアウトを決めると、デスクや通路などに十分な余裕が確保されない恐れがあります。
十分な余裕がないと、火災や地震などの際に、スムーズに避難できなくなり危険です。
そのため、万一の際に安全が確保されるよう、人が問題なくすれ違える通路幅を確保することなどが定められています。
安全なオフィス作りのため、入居後のレイアウトを考える際は、基準寸法を確認しましょう。

基準寸法を参考にしたいほかの理由

安全性の確保だけでなく、レイアウトで基準寸法を参考にする理由は他にもあります。
一般的な基準を参考にせず、全体的に窮屈なオフィスにしてしまうと、社員のストレスが増す可能性があります。
また、社員が室内をスムーズに移動できないレイアウトでは、業務効率に悪影響を与える恐れがあるでしょう。
オフィスのレイアウトは、業績に大きな影響を与える重要な要素であるため、基準寸法を参考にして快適な環境を整えましょう。

▼この記事も読まれています
居抜き物件とは?店舗開業をするメリット・デメリットを解説

オフィスのレイアウトにおける基準寸法の目安

オフィスのレイアウトにおける基準寸法の目安

基準寸法では、デスク面積や通路幅などで具体的な目安がいくつか定まっています。
オフィス作りに直接関係するポイントなので、詳細はよく確認しておきましょう。

デスク面積

各社員に割り当てるデスクの幅は、100~120cm程度が目安です。
デスクの両脇に収納設備を設置する場合は、140cm以上を目安にしましょう。
奥行きは70cmが目安で、この広さがあれば、パソコンを置いても多少の余裕が確保できます。
パソコン作業と並行して、書類の記入や仕分けなどもおこなえるため、作業効率が良好です。
デスク上に書類などを立てて保管したい場合は、奥行きの目安は75cmとなります。
ただし、75cmにすると、各社員のデスクが部屋全体のスペースを圧迫する恐れがあります。
日常的に書類を使用しない業務であれば、70cm以下を目安に奥行きを決めることも一つの方法です。
65cmにすると部屋全体に余裕が生まれ、60cmにすると向かい合っている相手と対話しやすくなります。

通路幅

オフィスのレイアウトにおいて、通路幅は重要なポイントです。
通路幅が十分に確保されていないと、社員が室内をスムーズに移動できず、日常業務に支障をきたす可能性があります。
大人が1人通行するために必要な幅は、一般的に60cmです。
しかし、オフィス内では複数の社員が同時に移動する場面が想定されます。
大人同士が問題なくすれ違えるよう、通路幅は120cm以上を目安にすることが望ましいです。
また、望ましい通路幅は、位置や周囲の環境によって異なることがあります。
デスクの後ろに通路を設ける場合は、180cm以上を目安にするのが安心です。
とくに、部屋の出入り口に近く、多くの人が通行する通路は、幅を広めにしておくことが推奨されます。
デスクの後ろにある狭い通路を多くの人が通行すると、座っている社員がストレスを感じることがあるためです。
各通路で想定される通行量を考慮し、望ましい幅を決めることが重要です。

そのほかの目安

デスクの後ろに壁がある場合、120~140cmが目安となります。
これは、着席に必要なスペースの40~50cmと、通行に必要なスペースの60~90cmを合わせた目安です。
120~140cmに満たないスペースでは、窮屈で居心地の悪いデスクになる可能性があります。
ただし、デスクの後ろをあまり人が通らないようにしたい場合は、割り当てるスペースを絞るのが有効です。
通路部分を通常より削ることで、デスクの後ろをあまり通行しないレイアウトにできます。
一方、デスクの後ろにキャビネットがある場合は、160~180cmが目安となります。
後ろに壁がある場合よりも余裕を設ける理由は、キャビネットから物を出し入れする作業を考慮しているためです。
キャビネットの保管物や使用頻度に応じて目安を調整することで、快適な環境を作ることができます。

▼この記事も読まれています
オフィス移設で確認が必要なインフラは何がある?忘れやすい手続きを解説

オフィスのレイアウトで基準寸法を参考にするメリット

オフィスのレイアウトで基準寸法を参考にするメリット

オフィスのレイアウトを決めるうえで、基準寸法にはいくつかのメリットがあります。
オフィス作りにあたって押さえたい主なメリットは、以下のとおりです。

メリット①業務の効率化につながる

デスク面積や通路幅などは、業務効率に関連する重要な要素です。
デスク周辺のスペースが狭すぎたり、社員同士が通路ですれ違えなかったりすると、業務が滞る可能性があります。
基準寸法を参考にし、必要最低限の余裕を確保することで、デスクでの作業やオフィス内の移動が妨げられることなく進みます。
これにより、オフィス全体で業務の効率化が図られ、業績アップが期待できるという基本的なメリットがあるでしょう。
ただし、先述のとおり、室内の位置や周囲の環境によって、目安は多少変動することがあります。
社員一人ひとりが十分に力を発揮できるよう、目安は柔軟に調整することが大切です。

メリット②社員同士のコミュニケーションが促される

社員同士がどれだけコミュニケーションを取れるかは、オフィスの環境によって大きく影響されます。
社員を1か所に集めすぎると窮屈になりますが、余裕を設けすぎると、社員同士のコミュニケーションが難しくなります。
基準寸法を参考にすることで、社員同士の間に適度な余裕を確保し、コミュニケーションのハードルを下げることが可能です。
社員が気軽に話せる環境を作ることで、オフィス内の雰囲気が良くなります。
また、社員が意見を出しやすい環境が整うと、業務に関する新たなアイデアが生まれやすくなり、業績向上のチャンスが増えます。

メリット③社員のモチベーションの向上が期待できる

オフィスのレイアウトは、社員のモチベーションに影響を与える重要な要素のひとつです。
一般的に、働きやすいオフィスの条件には、業務の遂行に必要な空間や設備、動線の確保が含まれます。
基準寸法を参考にオフィスのレイアウトを決めることで、空間や動線に関する問題は少なくなります。
社員にとって働きやすい環境が整うことで、モチベーションの向上が期待することが可能です。
その結果、業績アップを目指しやすくなり、会社にとってのメリットとなります。

▼この記事も読まれています
スケルトン物件とは?店舗開業でのメリットやデメリットも解説

まとめ

基準寸法とは、オフィス内の安全性を確保するための、デスクや通路などのスペースに関する基準です。
具体的な目安は、デスクだと幅100~120cm・奥行き70cm程度であり、通路では大人がすれ違えるように幅120cm以上にしたいところです。
基準寸法を参考にするメリットには、業務の効率化や社員同士のコミュニケーション促進、社員のモチベーション向上が期待できるなどがあります。

株式会社たくみの写真

株式会社たくみ スタッフブログ編集部

株式会社たくみは、出雲市で1976年に創業した不動産屋です。今やインターネットに賃貸・不動産情報は溢れております。あまたの物件からお客様にとって最適なものを探しだすことが弊社の使命です。ブログでは、物件探しのお役に立てる情報発信をします。


≪ 前へ|オフィスの契約前に知りたい建築基準法とは?注意点とリスクも解説   記事一覧   賃貸物件の設備が破損!初期設備の概要と借主側の対応・注意点を解説|次へ ≫

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

>>全ての記事を見る

XMLRSS2.0

  • 学区検索
  • 掲載物件数
    ロード中
    公開物件数
    ロード中
    本日の更新件数
    ロード中
  • お問い合わせ
  • お客様の声
  • スタッフ紹介
  • スタッフブログ
  • 周辺施設検索
  • アクセスマップ
  • 会社概要

    会社概要
    株式会社たくみ
    • 〒693-0066
    • 島根県出雲市高岡町462-1
      たくみビル2F
    • 0120-410-213
    • TEL/0853-22-6524
    • FAX/0853-24-3191
    • 島根県知事 (13) 第331号
  • X
  • QRコード
  • 更新物件情報

    2025-05-24
    プレジールの情報を更新しました。
    2025-05-24
    グランチェスタ出雲の情報を更新しました。
    2025-05-24
    ビレッジハウス松寄2号棟の情報を更新しました。
    2025-05-24
    下古志町売土地の情報を更新しました。
    2025-05-24
    中野町中古住宅の情報を更新しました。
    2025-05-24
    上塩冶町下沢売家の情報を更新しました。
    2025-05-24
    大津朝倉売り土地93.29坪の情報を更新しました。
    2025-05-24
    塩冶町売土地131.14坪の情報を更新しました。
    2025-05-24
    今市町1595の情報を更新しました。
    2025-05-24
    ビレッジハウス西出雲1号棟の情報を更新しました。
  • LINE 友だち追加
  • 不動産総合ポータルサイトいえらぶ参加中

 おすすめ物件


下古志町売土地

下古志町売土地の画像

価格
860万円
種別
売地
住所
島根県出雲市下古志町498-1
交通
西出雲駅
徒歩18分

上塩冶町下沢売家

上塩冶町下沢売家の画像

価格
650万円
種別
中古一戸建
住所
島根県出雲市上塩冶町下沢2552-15
交通
出雲市駅
徒歩14分

中野町中古住宅

中野町中古住宅の画像

価格
3,900万円
種別
中古一戸建
住所
島根県出雲市中野町
交通
大津町駅
徒歩15分

今市町1595

今市町1595の画像

価格
550万円
種別
売地
住所
島根県出雲市今市町1595
交通
出雲市駅
徒歩9分

トップへ戻る

来店予約