
壁で仕切られていないワンフロアの空間をオフィスとして使用する場合、パーテーションの設置方法は快適性に大きな影響を及ぼします。
パーテーションには単に空間を区切るだけでなく、防音の役割を果たすものもあり、オフィス業務の質を高める設備として使用可能です。
今回はオフィスの防音パーテーションの選び方や素材、注意点について解説します。
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オフィスの防音パーテーションの選び方

ワンフロアの空間をオフィスとして使っている場合、部屋の一角で打ち合わせをすると、全体に声が響き渡ってしまうことがあります。
そこで、オフィス内の音が他の方の業務に影響しないよう、防音パーテーションを設置するのがおすすめです。
吸音、遮音、防振のうち、求める効果によっても防音パーテーションの選び方は変わります。
ここでは、それぞれの効果について違いを解説します。
吸音
吸音とは、細かい穴を通して音が吸収される仕組みのことです。
学校の音楽室の壁などでよく見るのが、吸音効果を採用している壁構造です。
音が反響しやすい環境でも、吸音効果のあるパーテーションを使えば、音が穴に吸収されて反響が抑えられ、残響音や音漏れを減らせます。
会議中、音が反響して聞き取りにくい場合も、吸音性のあるパーテーションを使用すると言葉が聞き取りやすくなります。
吸音性の高いパーテーションには、ウレタンフォームやグラスウールなどが使用されている場合が多いです。
遮音
遮音とは音を跳ね返し、室内に留める仕組みです。
密度の高い素材を使用するため、音が壁を通過しにくく、外への音漏れを防ぎます。
吸音と異なり、遮音は音の反響を増幅させる性質があるため、内部での話し声が聞き取りにくくなるデメリットもあります。
遮音のデメリットをカバーするため、遮音と吸音を併用した構造を採用しているパーテーションも選択可能です。
遮音性の高いパーテーションには、コンクリートや石膏、スチールなどの素材が使用されています。
防振
防振とは、音による振動が壁や床から伝わって音漏れすることを防ぐ仕組みです。
防振効果を高めるためには、壁だけでなく床の振動も抑える必要があります。
そのため、防振性の高いパーテーションを設置したい場合は、天井から床までをカバーするような施工がおすすめです。
また、パーテーションの設置とは別に、防振性の高いマットを敷く選択肢もあります。
床の防振性を高めると、室内の行き来が多いオフィス内でも足音や作業音の反響を軽減できます。
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オフィスの防音パーテーションでおすすめの素材

オフィスでよく使用されている防音パーテーションの素材は、アルミ、スチール、ガラスの3つです。
ここでは、それぞれの素材の特徴とメリット・デメリットを解説します。
アルミ
アルミは比較的低価格帯の防音パーテーションです。
アルミは軽い素材のため、オフィス内のレイアウトを頻繁に変える必要がある場合にも適しています。
フレームだけで固定できるため、造作壁などの工事が不要な点もアルミのパーテーションのメリットです。
ただし、アルミのパーテーションの防音効果は他の素材ほどは大きくありません。
また、耐熱性が低く、設置するオフィス環境によっては適さない可能性もあります。
スチール
スチールは、遮音・防音性能に優れた素材です。
高い防音効果がほしいオフィスには、スチールのパーテーションが適しています。
スチールパーテーションはカラーバリエーションが豊富なため、オフィスのデザインに合わせたものを導入できる点もメリットです。
スチールのパーテーションは、壁面にマグネットでメモを貼り付けることもできます。
スチールは耐久性や防火性能も高いため、防音性だけでなく安全面を考慮して導入しているオフィスもあります。
一方で、大型になると施工が必要となり、設置・取り外しが大掛かりになる点は、スチールのパーテーションのデメリットです。
天井や床にパーテーションを固定する場合、気軽にオフィスのレイアウトを変更することが難しくなります。
また、アルミに比べて性能が高い分、コストも高くなります。
ガラス
ガラスのパーテーションは、遮音性に加えて外観のデザイン性を求めるオフィスにおすすめの選択肢です。
ガラスのパーテーションのなかには、二重・三重ガラスを使用し、防音性を高めているタイプもあります。
光や視線を遮らずに空間を分けられるため、開放的な雰囲気になる点もガラスのパーテーションのメリットです。
半透明のガラスフィルムを活用すれば、部分的に隠したい場所のプライバシーを保つことも可能です。
一方で、ガラスのパーテーションの吸音性は低く、内部で音が反響するデメリットがあります。
衝撃に弱く、人や物がぶつかって割れると飛散して危険が生じる点は、ガラスのパーテーションのデメリットです。
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オフィスで防音パーテーションを設置する場合の注意点

オフィスで防音パーテーションを設置する場合は、設置によってかえってオフィスの使いやすさが低下しないよう注意が必要です。
ここでは、防音パーテーションの効果を高めるための注意点を3つ解説します。
注意点①業務状況の把握
防音パーテーションは背が高いため、設置すると周囲の視線が遮断されます。
音や視線が遮られて個人の業務に集中しやすくなる一方で、お互いの作業の様子が見えにくくなる点は防音パーテーションのデメリットです。
防音パーテーションを設置しつつも、業務状況を把握するためには、パーテーションやデスクの位置の工夫が必要です。
たとえば、デスクを壁面に配置し、正面と隣の席との間にパーテーションを設置するレイアウトにすれば、背後から業務状況の確認ができます。
注意点②レイアウトに制限がある
防音を目的としたパーテーションの場合、天井まで届く高さにする必要があります。
そのため、オフィスのレイアウトによっては設置に制限が生じる可能性があります。
天井にエアコンや照明がある場所には、防音パーテーションの設置ができません。
また、天井への取り付けには専門業者の作業が必要になるケースが多く、背の低い目隠しパーテーションよりも設置費用がかかる可能性もあります。
そのため、オフィスに防音パーテーションを設置する場合は、設置可能な位置や予算についてよく検討する必要があります。
注意点③消防法を守る必要がある
防音用のパーテーションを設置すると、欄間などの隙間がないため、消防法上単独の部屋ができたとみなされます。
そのため、防音パーテーションを新設する場合は、消防署への届け出が必要になる場合があるため注意しましょう。
また、パーテーションで区切られる空間ごとに火災報知機を設置する必要が生じ、費用がかさむ可能性があります。
新たに部屋を増設すると、排煙設備の設置や避難口までの距離など、建物に関する規制も増えることになります。
施工会社や消防署と連携を取りつつ、消防法上問題がないか確認しながら設置を進めていく必要がある点には注意が必要です。
防音性は求めておらず、視線を遮るだけで良いオフィスの場合は、背が低いパーテーションを設置したほうが手間や費用がかからずに済むかもしれません。
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まとめ
オフィスの防音パーテーションは、吸音、遮音、防振のうちどの機能を求めるかによって選び方が変わります。
オフィスでよく使われる代表的なパーテーションの素材は、アルミ、スチール、ガラスです。
防音パーテーションを設置する場合は、業務状況の把握や消防法などにも注意する必要があります。
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